小学生英語、2つの勘違い

勘違い①リピートは重要だ

英語を習得する際に大切な要素の一つにリピートがあります。ターゲットのフレーズを何度も何度も繰り返します。

私たちも日本語を習得する際には何度も口に出してきたはずです。

しかし、英語学習のような、オウムのようなリピートを何度もしてきたでしょうか。いいえ、していません。

実は英語習得の本質はリピート自体にあるのではないのです。

 

大切なのは脳を使うこと

ではいったい本質はどこにあるのでしょうか。それは、脳を使いながらリピートすることです。

具体的には、忘れては思い出す、忘れては思い出す、というサイクルでリピートすることです。

まだ脳がフレーズの響きを覚えているうちに何度も繰り返してもこのサイクルになりません。

少し時間を置いてフレーズが頭から消えてしまう頃にフレーズを思い出しながらリピートするのです。

これを繰り返すことで我々の脳は、言葉の意味と使用法を強く強く頭に刻み込みます。

実は日本語もこのようにして学んできたのです。

 

復習のサイクルを上手に設定

具体的な方法としては、復習のスケジューリングを計画的に行うことです。

復習予定表を作り、過去の内容を何度も思い出させてあげられるようなスケジュールを組んであげましょう。

通常、3~4回忘れて思い出すというサイクルを繰り返すとしっかり覚えることができます。

この方法で刻み込んだフレーズは、どんなに時間がたっても忘れることがありません。

 

勘違い②英語に触れることが大切だ

子供をできるだけ英語に触れさせてあげること、これは「慣れ」という意味ではとても大切な事です。

ところが、英語の「構造や文法」を吸収するには、単に長い時間触れさてもあまり効果があがらないことがあります。

実際に、ネイティブ講師のレッスンを3~4年受けてもほとんど英語の構造を理解していない子を多く見かけます。

 

重要なのは再現する力

ではいったい重要なポイントは何なのでしょうか。それは学んだ内容を再現する力です。

具体的には、誰か他の人に教えてあげることができる力です。

講師から教えてもらった知識は、子供の頭の中に入っても形を変えずそののままでいることが多くあります。いわゆる受け身の状態です。

受け身の状態のままですと、どのように使ったら良いかがわからないため応用がききません。

この問題を打開するために必要なのが、他の人に教えることです。

人に教えるためには、自分なりの解釈で内容を整理する必要があります。自分だったらどのように使うのか、というイメージを完成させて他の人に伝えるのです。

 

子供に先生役をやってもらう

 

具体的な方法としては、子供に実際に先生役をやってもらうといいでしょう。今回学んだ内容を教えてもらうのです。

この方法で能動的に解釈することができれば、小学生でも完了形やifなどを使いこなすことができます。

是非ご家庭でもお試しください。