英語好きを作るコツ

私はよく、英語を水泳に例えて説明します。水泳を習得するには、先ず水に触れる心地よさ、そして前に進んで行く楽しさを知る必要があります。

楽しさを感じられるようになると、今度はもっと上手くなりたい、苦手な部分を克服したいという欲が生まれまてきます。

そして欲が生まれると、分からない事を自分で調べて解決したいと思うようになります。

つまり何かを習得する際のサイクルは

①楽しい ⇒ ②知りたい ⇒ ③勉強する

です。

 

英語も例外ではありません

 

現在の日本において英語は必須科目の一つに組み込まれています。お子様が楽しいかどうか、知りたいかどうかはさておき勉強しなければなりません。

ですので残念ながらほとんどの中学校では、生徒達が英語の楽しさを感じているかはさておき勉強し始めることになります。

これは水泳で言えば、水に触れる前の段階で勉強し始めるようなものです。水に触れることの楽しさや、前進することの喜びを知らない子に、水泳理論を学ばせるのと同じことなのです。

 

更に言えば、もしあなたの英語の先生が英語を話せない場合、泳げない先生から水に触れないで水泳を習っている状態になります。(これはまた次回お話します。)

 

どうすれば楽しめるのか

 

では水泳で言う「水に触れる喜び」とは英語で言うとどんなものに当てはまるのでしょうか。それは

「音に触れる喜び」

です。

英語には日本語とは違う独特の響きが沢山あります。それはまるで、水に触れたことのない子が、初めて水に触れた時に感じる感覚と似ています。

具体的には先ずは「L」と「R」の違いから入ることをお勧めします。中学生の興味を効果的に刺激してくれる発音は全部で6つあると私は考えていますが、面白さや難易度から考えると、先ずは「L」と「R」から入ると良いでしょう。

 

音読時の目が変わる

 

「L」と「R」の楽しさから火が付き、英語の音の感覚に目覚めた子供たちの進歩には目を見張るものがあります。

こちらが「読んでください。」と言わなくても「先生、もう一回読むから聞いて!」と言ってくるようになります。

更には、「どうやったら先生みたいにTを発音できるの?」と次のステップに進みたがる子も沢山出てきます。

その時の子供たちの目は圧倒的な輝きを放っています。

 

後は簡単

 

音をとっかかりに火がついてしまえば後は簡単です。もっと上手くなりたい、もっと知りたい、と言う「欲」が単語や文法にも飛び火していくのです。

私が次を教えなくても、「次はここが知りたいんです」と言ってくるようになります。文法や単語に対しても苦手意識がなくなり、進歩する喜びを感じ始めるのです。

これはつまり水泳と同じ

①楽しい ⇒ ②知りたい ⇒ ③勉強する

というサイクルに、はまっているということですね。

英語を学ぶ際も是非このサイクルを念頭に置いて、お子様に楽しさを体感させてあげて下さい。