言い換え力を鍛える

「英語を話せる人は単語量が多い。」とあなたは考えていませんか。

そうとは限りません。

私の友達の香港人は、あまり単語を知らないのに英語をペラペラとしゃべります。アメリカ人の友人は、ネイティブスピーカーのくせにいつも似たような単語ばかり使います。

 

言い換え力という技術

 

使う単語は少ないのになぜ彼らはペラペラなのでしょうか。

それは、

言い換え力が高い

からです。

これは頭の中に浮かんだイメージをシンプルな単語に言い換える力です。

 

伝え方は無限にある

 

例えばあなたが、あるお寿司屋さんに行ったとしましょう。

そこで食べたお寿司は、

「ネタが新鮮で香りが良かった」

とします。

英語でしたら

“ Their toppings are fresh and smell so good.”

とでも言いましょうか。

もし、このような英語をさらっと言えるレベルの単語力を目指すと、どれくらいの時間がかかるでしょうか。

毎日2~3時間勉強したとしても、数年はかかってしまいますよね。

 

こんな風に言い換える

 

上のような表現を日本語だったらどのように言い換えるでしょうか。

例えば、

「ジューシーで香りが良い」

とか

「新鮮でおいしい」

等と言い換えることができますね。

これを英語にすると、

“Juicy and good smell.”

または

“Fresh and delicious.”

ですね。

 

なぜ完璧を求めてしまうのか

 

私たち日本人は常に学校で英文を正確に作って提出するよう訓練されてきました。

“he”と”him”を間違えると×をもらい、スペルを間違えると減点されてきました。

意味は通じるのにです。

その結果、英語とは、

「正確に間違えなく伝えるもの」

という固定概念が染みついてしまったのです。

隣にいる日本人に自分の英語を聞かれるのが怖い、と感じるのもそこから来ています。

 

この症状は日本人だけ

 

ところが多くの外国人達は、

「ま、伝わればいいじゃん、外国語なんだからさ。」

という気楽な感覚で英語を話しています。

こう言ってはなんですが、英語が母国語であるアメリカ人でさえ

「ま、伝わればいいっしょ。」

という感覚で話している人が結構います。

私たちが日本語を話す時に、いちいち完璧な文章を目指しているかどうか、というのと同じ話ですね。

単語を間違えたりつかえたりする度につっこみを入れていたらきりがありません。

 

単語力=50% 言い換え力=50%

 

英語でのコミュニケーションを目指すあなたにとってとても大切な事、それは

①基礎単語を身に着ける
②2つの文の形を身に着ける(その2参照)
③言い換え力を身に着ける

です。決して単語の鬼になろうと考えてはいけません。それはかえってあなたの進歩を遠ざけてしまうのです。

あなたが一日も早く初心者を卒業されるよう応援しています!